「家計を見直したいけれど、保険料の負担が大きい」と感じている方は少なくありません。とはいえ、闇雲に保障を減らしてしまうと、必要な保障まで削ってしまう恐れがあります。
この記事では、保険料を下げたいと考えたときに、まず確認しておきたいポイントを整理します。
この記事で分かること
- 保険料を見直す前に確認しておきたいこと
- 保険料を下げる際によく検討される方法
- 見直しの際に注意したいこと
まず確認したいこと1: 今の保障内容を把握する
保険料を下げることを考える前に、まずは現在加入している保険の内容を正確に把握することが出発点になります。
- どのような保障が、いつまで、いくら分ついているか
- 保険料はいくらで、いつまで払い続ける必要があるか
- 特約(オプション)としてついている保障はあるか
保険証券やパンフレットを見返し、「何にいくら払っているか」を整理するところから始めましょう。
まず確認したいこと2: 公的保障で足りている部分を確認する
日本には、公的医療保険や高額療養費制度など、一定の保障が制度として備わっています。民間保険で備えている内容の一部が、実は公的保障ですでにカバーされているというケースもあります。
- 医療費の自己負担には、高額療養費制度により一定の上限がある
- 会社員の場合、傷病手当金など、収入減少への備えが公的にある場合がある
公的保障の範囲を理解したうえで、民間保険で備えるべき部分を見極めることが、過不足のない保障につながります。
まず確認したいこと3: ライフステージに保障が合っているか確認する
加入した当時と今とで、家族構成や収入状況が変わっている場合、必要な保障額も変わっている可能性があります。
- 子どもが独立し、大きな死亡保障が以前ほど必要なくなっていないか
- 貯蓄が増え、保険で備える必要のある金額が小さくなっていないか
現在の生活状況に照らして、保障が「今の自分たちに合っているか」を確認しましょう。
保険料を下げる際によく検討される方法
保障内容と保険料の関係を確認したうえで、保険料を下げる方法としては、次のようなものがよく紹介されます。
- 保障額を見直す: 今の状況に対して過大な保障額になっていないか確認し、必要な金額に調整する
- 保障期間を見直す: 一生涯の保障が必要か、一定期間の保障で足りるかを検討する
- 特約を見直す: 使っていない特約、重複している特約がないか確認する
- 他の保険会社の商品と比較する: 同等の保障内容で、より保険料が抑えられる商品がないか比較する
いずれの方法も、保障を削ることが目的ではなく、「今の自分たちに合った過不足のない保障に調整する」という考え方が基本になります。
よくある誤解・注意点
「保険料を下げる=保障を削って損をする」というわけではありません。過大な保障は、必要以上の保険料負担につながっている可能性があります。一方で、保障を減らしすぎると、本来備えておくべきリスクに対応できなくなる恐れもあるため、「削ること」が目的化しないよう注意が必要です。見直しの際は、必ず保障内容を確認したうえで判断することが大切です。
まとめ
保険料を下げたいと考えたときは、まず次の3点を確認しましょう。
- 今の保障内容を正確に把握する
- 公的保障で足りている部分を確認する
- ライフステージに保障が合っているか確認する
そのうえで、保障額・保障期間・特約の見直しや、他社商品との比較を検討することで、無理なく保険料を調整できる可能性があります。判断に迷う場合は、FPなど専門家に相談しながら、必要な保障とのバランスを整理するのもよいでしょう。


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